2012年 01月 17日
フランス(フランシュ・コンテ)④
フリュイティエール見学後はワイナリー訪問先で試飲等楽しませていただき、その後はコンテ博物館。
コンテに風味作りに重要な餌(植物・花)などの説明、作り方の工程等の説明をしていただきました。
2種類の試食用コンテのアロマをとって確認したり・・・これがまたとっても難しい。
餌、草原の高度、いつ作られたか、どの日に搾乳したか、カーブの気温、状況等様々な要因がアロマに関連し、チーズの奥深さを再認識しました。
翌日19日は別のフリュイティエール見学。コンテ、バター、フロマージュブランを作っています。
カードカット中。
6軒の酪農家のミルクで作っている耐え前日よりもう少し小規模な製造所。
時代の流れと共に、前日のようなミルクの集め方になりつつありますが、こちらは、それぞれの農家がミルクを持って来るため酪農家とフリュイティエールのコミュニケーションがあったりと伝統的な方法が残っていました。
この土地の香りの象徴となるコンテのアロマの植物をこちらで教えてもらいました。お花も重要なキーワード。
ミルクの中の菌数も重要だそうです。多すぎても、少なすぎても×。
昔はこんな風に作られていたんですよね。
どこのコンテも美味しかったけれど、私は特にここのコンテが大好きでした。レッスン用に購入したバターもとても色が濃く、そのまま食べても美味しかったです。ミルクのコクがあるのに、胃にもたれず後味スッキリ。今まで食べてきたバターの中で一番美味しかったです。
チーズとバターを購入しにまた行きたい程かなりインパクトの強いお味でした。
続く・・・・
by atelier-life
| 2012-01-17 17:51
| Blog